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動物が好きな僕

レゴで作るのは動物園。
小さな動物のフィギュアも宝物。

動物、中でもゾウがお気に入りの息子。

幼稚園に通い始めてすぐの頃、小さな切り紙を持ち帰ってきました。

よく見ると、ゾウ^^

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慣れない手ではさみを持ち
新品のクレヨンで色を塗り
小さな指に糊をのせて…

心配だった新生活も何となくホッとした『お土産』


大切にしたいと主人が額に入れて飾ってくれました。



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春の頃、子供達と出掛けた動物園。

子供達が小さな頃から何度も訪れている動物園も
やっと動物を見るようになったトコでしょうか。

相変わらず「抱っこぉ~」の息子でしたが^^;


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娘は主人とキリンをスケッチ。

間近で見るキリンの顔!
ちょっと怖かったな^^;

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オランウータン、面白い^^
ずっと観察していたいくらい。

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先日、娘のチアダンスの時間に息子を見てもらおうと
実家の母親に頼みました。

ちょうど近くの公園でイベントのお手伝いをすると言っていたので
息子を連れて行きました。

イベントのお手伝いがあっても息子を見てくれると言ってくれたし
遊具もあるし、息子自身も楽しみ~と言っていたので安心していました。

その頃、息子のお気に入りは虫かごに入ったヘビの抜け殻。
どこに行くにも持参。
当然、この日もしっかりと手に持って行きました。


息子と別れ、娘とチアの練習会場へ。
到着するなり携帯に電話が入りました。
母からです。

泣いてどうしようもない、と。

あんなに楽しみに行ったのに何故?
しかも、まだ数分しか経っておらず
少し様子を見てとお願いしました。


しばらくして、またも着信。
泣き止まないらしく、何故泣くのか分からないと言うので
仕方なく迎えに行くことになりました。


駐車場で母に手を繋がれて大粒の涙を流している息子を乗せ
練習会場へ再び車を走らせました。

何時間も息子は体育館で待てるのかと、かなり憂鬱な私。


何故泣くのか、何が嫌だったのか、どうしたかったのか

泣き止まない息子に
当然、強く責めてしまいました。

結局、泣きつかれて車の中で眠ってしまい
眠たかったからかな、なんて思っていました。

夕方、機嫌よく遊んでいる息子に
何気なく尋ねてみても無言になるので気にはなっていましたが。



何日か経って、母とメールのやりとりをしていました。

あの時泣いた理由

母の知人達が「何入ってるの~」と声をかけたそう。
ヘビの抜け殻を見せたところ
皆が「きゃ~」と逃げたんだ、と。

そう言えば、母に息子をわたした時も
虫かごの中を見て母は「きゃ~」とびっくりしていたんだ。

そんなに否定しなくても…
母に対して
少し哀しい気持ちだった私。


きっと息子はその何倍も傷ついたはず。
大切にしていた『宝物』を否定され傷ついた心に
何も知らない私は更に責めてしまった。

何日も経って知った事実に
私はなんて母親だろうとしばらく涙が止まりませんでした。


あの日以来、虫かごを持つことはなく玄関に置き去りになっています。



まだまだ幼い息子ですが、心で感じ
精一杯考え成長しているのです。

子供達の成長を見守っているつもりだった私。
少し自身をなくした初夏の出来事。


動物が好きな僕_e0132770_231619.jpg


幼稚園までの道のり
少し風が強く日傘が飛んでいきそうになった瞬間

「ママ、風で飛んで行っちゃいそう」
そう息子に話すと
つないでいた手が、ぎゅ~っと強くなりました。


その朝の風は少し目にしみる風。


ママは、君達のママでいれてるかなぁ。


小さな手と大きな手の中に
目に見えない息子からの愛を感じた朝でした。
by Petite-Neige | 2011-07-11 22:58 | おでかけ
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